代表からみなさまへ

みなさまへのメッセージ

クラウドコンピューティングの進展やスマートデバイスの普及による利便性の向上など、IT技術が発展するにつれて サイバー領域におけるセキュリティ対策の重要性も必然的に高まっており、 サイバー攻撃が様々な組織・団体の経営や安全保障に大きな影響を及ぼす時代となっています。 近年では、金銭的な目的に加え、企業や国家から機密情報を盗むなどのサイバー攻撃活動が国際的に繰り広げられています。

こういった状況の中、サイバーセキュリティの分野における対策技術の研究は、主に海外で行われているのが現状ですが、 FFRIセキュリティでは、世界トップレベルのセキュリティリサーチチームを擁し、日々進化している攻撃技術を独自の視点で分析し、 日本国内で対策技術の研究開発に取り組んでいます。研究内容は国際的なセキュリティカンファレンスで継続的に発表し、 海外でも高い評価を受けておりますが、これらの研究から得られた知見やノウハウを製品やサービスとしてお客様にご提供しております。

今後もIT技術の進化やそれに伴うIT活用の多様化は進み、サイバー領域の脅威も今まで以上の速さで変化していくと考えておりますが、 これらの変化に追随し、タイムリーに最適な対策技術を提供し続けることで、コンピューター社会の安心と安全に貢献してまいります。

今後ともより一層のご指導とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長
鵜飼裕司

略歴

1973年徳島県生まれ。博士(工学)。Kodak研究開発センターにてデジタルイメージングデバイスの研究開発に従事した後、 2003年に渡米。カリフォルニア州 eEye Digital Security社に入社。 セキュリティ脆弱性分析や脆弱性診断技術、 組み込みシステムのセキュリティ脅威分析等に関する研究開発に従事。

2007年7月、セキュリティコア技術に関する研究、コンサルティングサービス、 セキュリティ関連プロダクトの開発・販売を主事業とする株式会社FFRIセキュリティを設立。

また、独立行政法人情報処理推進機構の研究員を兼務(非常勤)し、コンピュータセキュリティを とりまく脅威の分析・対策立案のための活動に取り組む。
内閣官房「内閣サイバーセキュリティセンター本部研究開発戦略専門調査会」、経済産業省「産業サイバーセキュリティ研究会WG3」、総務省「サイバーセキュリティタスクフォース」、総務省「サイバーセキュリティタスクフォース 情報開示分科会」、一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)「IoTセキュリティWG」、JNSA「サイバーセキュリティ事業における適正な事業遂行の在り方に関する検討委員会」など、多数の政府関連プロジェクトの委員、オブザーバーを歴任。
第13回情報セキュリティ文化賞受賞。
米国BlackHat ConferenceのContent Review Board Member

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