Black Hat USA 2012 現地レポートその1
技術戦略室の大居です。
国際的な情報セキュリティカンファレンス、Black Hat USA 2012 に参加してきました。
例年と同じく Black Hat USA 2012 は、ラスベガスの Caesars Palace で開催されています。
メインイベントともいえる Briefings は 7月25~26日の 2 日間開催で、全 9 トラック(ワークショップ含む) に及ぶ多様、多彩な発表が行われています。
流石に、世界最大のセキュリティカンファレンスだけあって様々な所から多様な人が数万人規模で集まります。今回は Abu Dhabi と比べると様々な方と話す機会は少し少なかったのですが、それでも様々な話を聞いたり交流することができました。
さて、私にとっては初めての Black Hat USA ですが、その名に恥じぬテクニカルかつ詳細な解説や面白いトピックを聞くことができました。今年はやはり Windows 8 に関する発表が多く、その他にもトレンドになりつつある (かつ "完全な" ASLR を回避する)攻撃手法の解説などが興味深いものでした。
そんな中、私のプレゼンは現在シェアの低い Windows Phone 7 がテーマなため不安もありましたが、参加者の方からはかなりの好評をいただくことができました。事前にスライドを読んで色々聞きたいと来られた方も何人かおられたので、色々と励みになりました。
以上、現地報告でした。
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