よく読まれた記事で振り返る2025年 「FFRIセキュリティBlogランキング」
PR担当です。 2025年も残り僅かとなりました。今年よく読まれた記事(2025年公開分)TOP5で2025年を振り返りましょう。
ランキング
1位 【IPA情報セキュリティ10大脅威2025】地政学的リスクに起因するサイバー攻撃【7位】(3月11日)
2位 【情報セキュリティ10大脅威2025】リモートワーク等の環境や仕組みを狙った攻撃に注意【組織の脅威 第6位】 (4月17日)
3位 弊社リサーチエンジニアの松尾がBlack Hat USA2025に登壇します!(6月4日)
第1位 【IPA情報セキュリティ10大脅威2025】地政学的リスクに起因するサイバー攻撃【7位】(3月11日)
1位は、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)「情報セキュリティ10大脅威 2025 組織編」で初めてランクインした「地政学リスクに起因するサイバー攻撃」でした。
国際情勢の急激な変化によって、日本における地政学的リスクはかつてないほど高まっています。IT技術が生活基盤となっている現代社会において、サイバー攻撃がビジネスや生活に与える影響は増大を続けており、政府がサイバー攻撃の脅威から国民生活を守ることは安全保障上の重要な課題となっています。
第2位 【情報セキュリティ10大脅威2025】リモートワーク等の環境や仕組みを狙った攻撃に注意【組織の脅威 第6位】 (4月17日)
2位は、【情報セキュリティ10大脅威2025】リモートワーク等の環境や仕組みを狙った攻撃に注意【組織の脅威 第6位】でした。
働き方の多様化に伴い、リモートワークが定着しつつあります。近年では、それに必要なネットワーク環境やIT機器がランサムウェア等の感染経路になりやすい傾向にあります。
令和7年9月に警察庁サイバー警察局によって公表された「令和7年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」によるとランサムウェア被害にあった企業・団体等へのアンケート調査の有効回答結果の45件中VPN機器が28件、リモートデスクトップが10件と8割がリモートワーク関連機器の感染経路となっています。
参考資料:ランサムウェアの被害に関する統計②
第3位 弊社リサーチエンジニアの松尾がBlack Hat USA2025に登壇します!(6月4日)
3位は、弊社のリサーチエンジニアの研究が世界最大級のセキュリティ・カンファレンス、Black Hat USAに2年連続で採択されたご報告がランクインしました。登壇したエンジニアによる登壇の経緯や感想などは、FFRIエンジニアブログ「Black Hat USA 2025 の登壇経緯・感想・発表紹介 (松尾)」にて公開しています。
第4位 純国産製品FFRI yaraiにおけるQilin Loaderの検出状況について(10月10日)
4位は、「純国産製品FFRI yaraiにおけるQilin Loaderの検出状況について」でした。
FFRIセキュリティでは、FFRI yaraiによる検出速報を行っています。2024年12月にリリースされたFFRI yarai3.6.3で「Qilin Loader」の防御が確認されました。Qillin はロシア系のランサムウェア集団であり、真偽は不明ですが2025年に入って以降も日本国内で大規模なサイバー攻撃を行ったと犯行声明を出しています。
第5位 「情報セキュリティ10大脅威2025」が公表されました。(2月4日)
5位は、「「情報セキュリティ10大脅威 2025」が公表されました。」でした。
1位「ランサムウェアによる被害」、2位「サプライチェーンや委託先を狙った攻撃」が、前年に引き続き同順位となっています。なお初選出は、「地政学的リスクに起因するサイバー攻撃」となっています。
以上、2025年よく読まれた記事TOP5でした。たくさんのアクセスありがとうございました。
純国産セキュリティベンダーであるFFRIセキュリティは、サイバーセキュリティ対策の研究開発に特化した企業として、2026年も日本のサイバー能力強化へ向けた活動を支援してまいります。
2025-12-26
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