「ランサムウェアから情報資産を守る!」~近年のランサムウェアからみる傾向と対策~を開催

PR担当です。

FFRIは2016年10月6日(木)EBiS303にて「ランサムウェアから情報資産を守る!」と題して、ハウスセミナーを開催しました。

ランサムウェアは感染すると、端末内やファイルサーバーにあるファイルを暗号化し、複号化の見返りに身代金を要求するマルウェアです。

昨今ランサムウェアの被害は急増しております。FFRIへのランサムウェアに関するお問い合わせも増えてきています。あるアンケートによると16.1%の企業がランサムウェア被害を受け、そのうちデータ復旧ができなかった企業は32.7%と、ランサムウェア被害を受けると多くの企業でデータを失ってしまうという調査結果も出ています。(※1)

※1・・・出典:TechTargetジャパン:身代金ウイルス「ランサムウェア」に関するアンケート調査(2016年7月)
http://wp.techtarget.itmedia.co.jp/contents/?cid=20784



「ランサムウェアから情報資産を守る!」セミナー会場

ハウスセミナーの様子



当日は下記のような2つのセッションで講演を行いました。

■セッション1「ランサムウェアの現状と脅威」

セッション1では、多種多様なランサムウェアについての概要、被害事例、被害拡大の背景をご説明しました。
Ransomware as a Service と呼ばれる、Torネットワーク上に存在するランサムウェア作成サービスについても触れ、アンダーグラウンドマーケットの活性化により、今後も被害増加が予想されることをお伝えしました。
ランサムウェアに感染してしまうと業務や営業活動にも支障が出ますので、ランサムウェアの侵入、感染を未然に防ぐ対策と同時に、被害を最小限に抑える対策が必要となります。



■セッション2 「FFR yarai によるランサムウェア対策」

セッション2では、一般的なランサムウェアへの対策方法や、弊社製品 FFR yarai によるランサムウェア対策をご紹介しました。
ランサムウェアへの対策として、「定期的なバックアップ」、「ソフトウェアを最新の状態にする」、「ウイルス対策ソフトを最新の状態にする」などの対策がありますが、これらの対策には課題が存在します。
定期的なバックアップを実施していても、バックアップファイルごと暗号化される危険性があります。また、ソフトウェアを最新の状態にしていた場合でも、「0-day脆弱性」と呼ばれる未修正の脆弱性を悪用して攻撃が行われることがあります。最後にウイルス対策ソフトによる対策ですが、従来のパターンマッチングによるウイルス対策ソフトではランサムウェアのような新しい脅威の防御は困難になりつつあります。

こういった基本的な対策で防御が困難なランサムウェアに対抗するには、エンドポイントで未知の脅威に対抗できる製品で、感染を未然に防ぐことが有効です。

FFR yarai は、標的型攻撃で悪用される未知の脆弱性やマルウェアの検知・防御に特化した次世代のエンドポイントセキュリティです。話題となった複数のランサムウェアに関してリアルタイムでの防御が可能であったことを報告する、防御実績も発表しています。


ランサムウェアや標的型攻撃に対抗する「FFR yarai」についてのお問い合わせはこちら


ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。

今後のハウスセミナー開催の予定は未定です。
次回開催が決定した場合は、イベント・セミナーページで告知いたします。

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FFR yarai 防御実績

イベント・セミナー一覧

TechTargetジャパン:身代金ウイルス「ランサムウェア」に関するアンケート調査(2016年7月)

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