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JNSA2022セキュリティ十大ニュースと安全保障

2022年12月に「JNSA 2022セキュリティ十大ニュース」が発表されました。
JNSA（NPO法人日本ネットワークセキュリティ協会）は、ネットワーク社会の情報セキュリティレベルの維持・向上や情報セキュリティ意識の啓発、最新の情報セキュリティ技術や脅威に関する情報提供などを行っています。「JNSA 2022セキュリティ十大ニュース」は、セキュリティの専門家が選考委員を務めており、2022年に発生したサイバーセキュリティに関わる幅広い分野のニュースから、プロの目線で見てインパクトの大きかったニュースを選出しています。

JNSA 2022セキュリティ十大ニュース

JNSA（NPO法人日本ネットワークセキュリティ協会）

一方で、エンドポイントセキュリティ対策に関連したトピックを扱うＦＦＲＩセキュリティのブログでも、十大ニュースと同様のトピックスを扱ってきました。例えばロシアのウクライナへの軍事侵攻（第１位）や、サプライチェーン攻撃（第２位）、Emotetの活動再開（第7位）などのニュースは国内においても影響が大きく、サイバーセキュリティの重要性を一層強く感じる出来事でした。また当ブログでは直接扱いませんでしたが、医療機関でのランサムウェアの被害（第５位）も看過できません。

ＦＦＲＩセキュリティで掲載した記事は以下のとおりです。

ロシアのウクライナ侵攻とマルウェア

目下の情勢を踏まえたサイバーリスク対策を

【追加更新】経営課題としてサイバー脅威への認識を

Emotetの活動再開が確認されました

【IPA情報セキュリティ10大脅威2022】ランサムウェアによる被害を食い止めるには【第1位】

こんにち、サイバー空間は安全保障の対象領域のひとつとなっており、国際社会の緊張や国家主体の対立に関連するサイバー攻撃が確実に発生しています。また、安全保障侵害意図の有無は別にしても、医療や金融、電力・ガス・水道などの日常生活に関わる重要インフラへの攻撃も増加しており、いつサイバー攻撃による影響が日常生活に降り掛かってもおかしくありません。純国産セキュリティベンダーであるＦＦＲＩセキュリティは、日本のサイバー領域における安全保障確保のため、日本のサイバー能力強化へ向けた活動を支援してまいります。

2023-01-23