よく読まれた記事で振り返る2019年 「FFRI Blogランキング」
PR担当です。
2019年も残りわずかとなりました。今年に入ってから12月19日までによく読まれた記事(2019年公開分)TOP5をランキングでご紹介します。
ランキング
1位:Windows 10と次世代エンドポイントセキュリティFFRI yaraiの関係(3月20日)
2位:マルウェアに感染したらどうなるのか。【RAT編】(7月24日)
3位:ランサムウェア「Sodin」 vs. 次世代エンドポイントセキュリティFFRI yarai(8月26日)
4位:請求書や納品書を騙った不審なExcelファイル vs FFRI yarai(4月24日)
5位:【追加更新】マルウェア「Emotet」について(11月29日)
1位:Windows 10と次世代エンドポイントセキュリティFFRI yaraiの関係(3月20日)
2019年最もアクセスされたのは、2019年3月20日公開の「Windows 10と次世代エンドポイントセキュリティFFRI yaraiの関係」となりました。Windows7の延長サポート終了まで残り1年を切っている状況で、Windows10に乗り換えた後のセキュリティ対策について関心が高かったのかもしれません。
記事内では、Windows10標準搭載のウイルス対策ソフト「Windows Defender」を利用しつつ、Windows Defenderでは防御が難しい「未知の脅威」対策としてFFRI yaraiを併用する事を提案しています。併用することで、セキュリティ面はもちろん、コストや運用負荷の軽減などの効果も期待できます。
2020年1月17日にWindows7の延長サポートは、一部有料サポート以外は終了となります。Windows7からの移行がお済みでない方はもちろん、移行済みの方も、セキュリティ対策を再考するうえでのご参考として振り返ってご覧ください。
第2位:マルウェアに感染したらどうなるのか。【RAT編】
第2位は2019年7月24日に公開した「マルウェアに感染したらどうなるのか。【RAT編】」でした。 RATとは、感染した端末の遠隔操作を可能とするマルウェアで、標的型攻撃などで用いられています。FFRIでは、RATに感染したケースをイメージしたデモ動画を公開しています。RATを使って次々と情報を詐取されていく様子と、FFRI yaraiで防御する様子を確認できます。従来、サイバー攻撃者は大企業や官公庁を標的型攻撃で狙っていました。しかし昨今では、セキュリティ対策の進んでいない傾向のある中小企業に侵入し、そこを足掛かりに大企業を狙うサプライチェーン攻撃の脅威が顕在化してきています。企業規模に関わらず、誰もが被害者となりうる可能性があります。ぜひ一度ご覧ください。
3位:ランサムウェア「Sodin」 vs. 次世代エンドポイントセキュリティFFRI yarai
2019年7月頃、日本や韓国、台湾、ドイツなどで感染の拡大が確認されたランサムウェア「Sodin」をFFRI yaraiが防御した紹介記事が第3位となりました。記事内では、Sodin感染の様子と、感染時に表示される実際の脅迫テキストなどを紹介しています。FFRI yaraiによる防御を確認したところ、半年以上前の2018年11月にリリースしたエンジンで防御していることを確認しています。ランサムウェアによる被害は、企業運営に大きなダメージを与えます。ランサムウェア対策を改めて確認しましょう。
第4位:請求書や納品書を騙った不審なExcelファイル vs FFRI yarai
4位には4月公開の記事がランクインしました。この攻撃はOSの動作環境が日本語であれば悪意あるコードが実行され、日本人を対象にしていると見られています。当時、JC3(日本サイバー犯罪対策センター)や内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)が注意喚起を呼びかけていました。ExcelやWordのマクロを使って悪意あるコードを実行するマルウェアは数多く存在しています。こうしたマルウェアは他のマルウェアを感染した端末にダウンロードする機能を持つことが多く、Office製品のマクロの取り扱いには注意が必要です。FFRI yaraiでは1年前にリリースしたエンジンで検知・防御が出来ていることを確認しています。
第5位:【追加更新】マルウェア「Emotet」について
11月公開の「Emotet」についての記事が第5位となりました。記事公開(11月29日)から1か月足らずでたくさんのアクセスがあり、注目度の高さが伺える結果となりました。Emotetは非常に強い感染力を持っており、日本国内では2019年10月後半より相談が増加、11月27日にはJPCERT/CCから緊急情報が発信されました。FFRIでは2018年10月時点でFFRI yaraiがEmotetを防御出来ることを確認しています。また、現在国内で流行している最新のEmotetで改めて確認を実施しましたが、問題なくFFRI yaraiで防御できることが確認できました。
12月に入ってからも複数の企業がEmotetによる感染被害を報告しています。依然として被害は収まったとは言えない状況であり、実際にEmotetを介してランサムウェアに感染してデータが暗号化されるなどの被害も報告されています。被害に遭わないための防御施策や、感染時の対処方法を今一度確認してはいかがでしょうか。
以上、2019年よく読まれた記事TOP5でした。たくさんのアクセスありがとうございます。
2019年はFFRI BLOGを以前より充実させました。様々なテーマを取り扱いましたが、その中でもやはりFFRIの得意分野である「未知の脅威」に関するテーマが多くランキングされた一年となりました。
2020年もFFRI BLOGならびにFFRIをどうぞよろしくお願いいたします!
2019-12-27
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