弊社リサーチエンジニアの松尾がCODE BLUE 2026に登壇します!

弊社リサーチエンジニアの松尾和輝が、世界トップクラスの情報セキュリティ専門家による最先端の講演と、国や言語の垣根を越えた情報交換・交流の機会を提供する国際会議「CODE BLUE 2026」に採択されました。2026年11月17日(火)~11月18日(水)にかけてベルサール高田馬場で行われるカンファレンスにて研究結果を発表します。

研究タイトル

Shade Core: Bringing UEFI Attacks Back to Hypervisor-Protected Modern PCs

CODE BLUE について

CODE BLUEは第1回が開催された2013年から数えて今年で15回目の開催となります。世界トップレベルの情報セキュリティ専門家による最新の研究成果が発表され、国や言語の垣根を超えた情報交換・交流の機会が提供されています。 欧米の著名な研究者の基調講演、日本をはじめとするアジア各国の優れた研究者による最新の研究結果の発表が行われます。

研究内容とその背景

UEFI BIOS に感染するマルウェア (以降、UEFI マルウェア) やバックドアの脅威は、エンドポイント端末であっても、サイバー安全保障などの領域において重要な脅威となります。
一方、プラットフォームのセキュリティも充実してきており、これまで発見されてきた多くの UEFI マルウェアは現代の PC では動かなくなってきています。
現代 PC での動作を阻害する一つの要素として、ハイパーバイザーベースのセキュリティ (以降、HBS) があります。
HBS の具体例として、多くの Windows 11 端末にてデフォルトで有効になっている [Virtualization Based Security (VBS)] があります。
VBS により、UEFI マルウェアは従来の OS ブートに関わるコンポーネントのフックチェーンが使えなくなったり、カーネルのメモリ空間にシェルコードを配置しても動作させられなくなったりします。

私たちは、UEFI マルウェアが HBS をどのようにバイパスできるのかを研究しました。
CODE BLUE 2026 では、UEFI マルウェアは Shade Core という提案手法を用いる事で、HBS を汎用的にバイパスできることを発表します。
UEFI マルウェアからの VBS バイパスとして提案されている既存手法として、ハイパーバイザーをフックする手法があります。
この既存手法とは違い、Shade Core はどのようなハイパーバイザーの実装や種類でも汎用的にバイパスできる点が強みです。
発表では、Shade Core の仕組みをデモを交えながら紹介すると共に、このような攻撃をどう検知できるかも解説します。

2026-09-14

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